コラム
デザインの必要性
2009年1月23日
はじめまして、BAメガパワーズ デザイナーの赤堀です。
私は以前は印刷物のデザインを行っていましたが、9年ほど前からWebデザインに興味を持ち、現在は媒体を問わずデザインの仕事を行っています。媒体が何であれデザインの基本は「情報を分かりやすく伝えること」だと考えているため、伝え方を常に意識して仕事をしています。
よく「Webデザインとはどういう仕事なのか?」と聞かれますので、具体的な作業の流れを説明しますと
- クライアントからの要望をヒアリングする
- クライアントの業界について調べる
- ゴール(制作物の仕上がり状態)を想像し、それを実現する方法を考える
- ラフスケッチなどを作成し、社内で揉み方向性を決定する
- 決定した方向性に基づき、画像を制作する
というような仕事を行っています。
私の場合、仕事の半分は考える時間です。まず、参考となるサンプルをインターネット・雑誌など様々なデザイン物から探し出します。次に、思いついた事をノートに書き込み構想を練ります。時には食事をしながら、通勤しながらいろいろな案を考えます。そして残りの半分の時間はPCに向かいデザイン画像を制作します。
私は、デザインは大きく「情報をデザインする事」と「装飾をデザインする事」に分けられると考えています。
「情報をデザインする事」とは、
- 情報をグループに分け整理する
- 情報に優先順位を付け、ユーザーが情報を見る(読む)場合の目線の流れなどを考慮してレイアウトを行う
- 機能性のある部分の設計を行う(ナビゲーションやリンクボタンなど操作するもの)
など情報をどのように見せるかを設計する事であり、骨組みにあたる部分です。
「装飾をデザインする事」とは、
- 方向性に基づいたビジュアル画像を作成する
- 企業のコーポレートカラーや製品が与える印象などを考慮して色味を選定する
- 角を尖らせシャープさを出すのか、角を丸くして柔らかさを出すのか、といった表現方法を考え形にする
というように、ユーザーに与える印象を左右する飾りつけの部分です。「飾り」というと軽い響きがありますが、見やすく印象の良いものを制作するために必要なものだと考えます。
デザインというと「よく分からないもの」という印象を持たれる場合もあるかと思いますが、情報をより的確に効率的に伝えるために必要不可欠なものだと思います。
ホームページは、情報の分かりやすさだけでなく、使いやすさが求められるものです。また、一度制作したら数年間は使いつづけるケースが多いため、更新性も考慮した骨組みのしっかりとしたものを提供する事が大切だと考えています。
